本音は言ったほうがいい?迷ったときに考えたい、本音の扱い方
人とコミュニケーションを取るとき、
多少無理をしてでも本音を言ったほうがいいのか。
それとも、言わないほうがいいのか。
そんなふうに、
迷ってしまうことはありませんか。
「本音を言ったほうがいい」
「本音で話す人のほうが信頼できる」
こうした言葉を耳にすることがあります。
実際、本音が見えると安心する、
という感覚は、多くの人にあるのではないでしょうか。
けれど、どんな本音でも、
それがそのまま安心につながるとは限りません。
この記事では、
人とコミュニケーションを取るとき、
本音をどのように扱えばいいのか。
本音との向き合い方を、整理しながら考えていきます。
本音は、言えばいいものではない
「本音で話す人のほうが信頼できる」
とは言え、
どんな相手に、
どんな言い方で伝えるかによって、
同じ内容でも、印象は大きく変わります。
本音を言ったことで、
戸惑われたり、
受け止めてもらえなかったりする場合もあります。
「本音だから正しい」
「本音だからわかってもらえる」
そう単純にはいかない場面を、
経験したことがある人も多いのではないでしょうか。
本音にはどんな種類があるのか
本音を整理してみると、
いくつかの種類に分けて考えることができます。
たとえば、
- 自分の価値観としての本音
- 「私はこう考える」
- 「これは大切にしている」
- その場で生まれる感情としての本音
- 「不安になった」
- 「悲しかった」
- 「腹が立った」
- 思わず浮かぶ衝動や期待としての本音
- 「わかってほしい」
- 「距離を取りたい」
- 「認めてほしい」
これらはすべて「本音」と呼ばれますが、
性質はかなり違います。
価値観としての本音は、
比較的安定しているため、
受け取る側にとって、安心材料になりやすいようです。
一方で、
感情や衝動としての本音は、
その日の状況や相手によって変わりやすく、
いつもよい印象を与えられるとは限りません。
そのため、
すべてを無理に言葉にする必要はないのです。
本音の出し方の違いと、相手に与える印象
本音の出し方には、
人によって、いくつかの傾向があります。
本音を扱うのが上手い人
- 出していい種類の本音を選んでいる
- 言い方やタイミングを調整している
- 結果として、安心感を与えることが多い
本音を扱いに慣れていない人
- その場の感情のまま、直球で出してしまうことがある
- 安心されることもあれば、損をすることもある
あまり本音を出さない人
- 落ち着いて見える
- 一方で、「何を考えているかわからない」と言われることもある
こうして見てみると、
本音の扱い方によって、
相手に与える印象が変わることがわかります。
おわりに
本音は、
言うか、言わないか、という単純な問題ではなく、
どんな本音を選ぶかも重要です。
そして、本音の出しやすさは、
相手や状況によっても変わります。
だからこそ、
本音をどう扱えばいいのか迷う気持ち自体が、
間違っているわけではありません。
「本音を言ったほうがいい」
「本音で話す人のほうが信頼できる」
そうした言葉を聞いて、
無理をした振る舞いをしてしまうことも、
あるかもしれません。
ですが、
自分の感覚をある程度信じて、
無理のない範囲で本音を扱ってみる。
それが大事かもしれません。
今日の内容が、
本音との向き合い方を考える
一つの材料になればうれしいです。
ここまでお読みいただき、
ありがとうございました。

