怒らないようにしているのに爆発してしまう理由|親子のすれ違い
子育てをしていると、
子どもにきつく怒ってしまうことがあります。
本当は怒りたくない。
子どものためによくない。
感情的になってはいけない。
ちゃんとした親でいなければ。
反省して後悔しても、
気づけば、同じことを繰り返してしまっている。
他の人はもっと余裕があるのに、
どうして自分はこんなに怒ってしまうのだろう。
そんなふうに気づかないうちに、
胸の奥に焦りがたまっていくことがあります。
この記事では、
怒らないように頑張っているのに、
かえって感情があふれてしまうとき、
親と子のあいだですれ違いが
どのように起きているのかを整理していきます。
親が怒ってしまう本当の理由は不安や焦り
親が怒ってしまうとき、
その直前にあるのは怒りではなく、
- あとで困るのでは
- 将来が心配
- このままで大丈夫だろうか
といった不安や焦りであることが多いものです。
これらは扱いにくい感情です。
抱えたままでいると心の内側にたまり、
外に出たとき、怒りの形になりやすくなります。
特に、心の余裕が削られているときほど、
こうした感情は一気に強まります。
怒りを抑えようとするほどつらくなる理由
怒らないようにしなければ。
感情的になってはいけない。
そう思えば思うほど、
親は自分を強く管理することになります。
「また怒ってしまったらどうしよう」
「今日は大丈夫だろうか」
こうした緊張は、
少しずつ心の余裕を削っていきます。
怒らないことだけに意識が向くと、
失敗したときの自己否定も強くなります。
親が抑えているときに起きる子どもの行動の変化
怒らないようにしようと決めているとき、
かなり神経を使いながら踏みとどまっています。
- 怒らないように言い聞かせる
- さっきは我慢できた
- 今日は抑えられている
自分なりに努力している実感があります。
けれど子どもは、
その内側の葛藤までは見えていません。
親の反応がいつもより穏やかだと、
「今日は大丈夫そうだ」と感じることがあります。
怒られないまま注意が続くと、
ついその行動を続けてしまう。
親からすると、
「せっかく我慢しているのに」
「どうしてわかってくれないんだろう」
そんな思いが積み重なっていきます。
親の中では限界が近づいている一方で、
子どもは気が緩んだ状態で振る舞っている。
この差が広がったところで、
抑えていた感情が一気に表に出てしまうのです。
おわりに
子どもに怒りすぎてしまったと感じるとき、
不安や焦りや心配がうまく処理できず、
怒りの形で表に出ていることがあります。
そして、怒らないように気をつけている場面ほど、
必死に踏みとどまっている親と、
怒られないことで行動が緩んでいく子どもとのあいだに、
すれ違いが生まれやすくなります。
怒らないようにしようとする気持ち自体は、
とても大切なものです。
子どもがすぐに変わらなくても、
その方向を向き続けることに意味があります。
このすれ違いに気づくだけでも、
感情に飲み込まれにくくなります。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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この記事が少しでも、考えを整理するきっかけになればうれしいです。

