子どものやる気がないと感じるとき|つい口出しが増えてしまう理由
頑張ればできるはずなのに、
どうしてやる気がないのだろう。
子どもを目の前にすると、
いつの間にか指示が増え、
空気が重くなることがあります。
気づけば毎日、
ガミガミ言ってしまう。
自分でもどう接していいか分からず、
- 口出ししすぎているかもしれない
- 子どもの足を引っ張っているかもしれない
そんなふうに感じることもあります。
この記事では、
やる気がないように見える子どもに、
つい口出しが増えてしまうとき、
親の中で何が起きているのかを整理しながら、
子どもの自主性や気持ちに
どんな影響が出やすいのかを考えていきます。
口出しをやめようとしても戻ってしまうのはなぜか
子どもにやる気や、
自主性がないと悩んでいる親は、
- 口出ししすぎかもしれない
- プレッシャーをかけている気がする
- 追い詰めているのではないか
そんな感覚を、心のどこかで抱えています。
そうした気持ちから、
「できるだけ口出ししないよう」と、
関わり方を少し変えてみることもあります。
ですが、
しばらく様子を見ても変化が感じられないと、
焦る気持ちが強くなり、
いつの間にか、元に戻ってしまいます。
このとき、
無意識のうちに、
「関わり方を変えれば、
すぐに子どももわかってくれるはず」
そんな期待を抱いているのかもしれません。
子どもが動かないとき、親の焦りが生む悪循環
子どもに強く言ってしまうとき、
そこには親の焦りや恐れが
混ざっていることが少なくありません。
- このままでは困るのではないか
- 将来つまずくのではないか
- 取り返しがつかなくなるのではないか
その不安が積み重なると、
「こうしなさい」
「もっとやりなさい」
と、自分の理想の行動をそのまま指示してしまいます。
けれど多くの場合、
子どもがサボっているように見えても、
これではよくないと、
子ども自身も感じていることがあります。
それでも、思うように動けないことがあります。
そこに追い打ちをかけるように
責める言葉が重なると、
子どもの自信はさらに削られてしまいます。
動けなくなっているところに、
さらに動けなくなる関わり方が加わってしまう。
そんな悪循環に入ってしまうことがあります。
子どもが動けないとき、言葉より先に必要なこと
動いてほしい一心で、
励ましたり、正論を伝えたり、
説得しようとしたりすることがあります。
けれど、
心が追い込まれている状態では、
どんな言葉も入りにくくなります。
言葉よりも先に必要なのは、
- 責められない空気
- 失敗しても大丈夫だと思える関係
- 話しても否定されない安心感
こうしたものが、家庭の土台になります。
こうした土台が整ってきて、
はじめて子どもは動こうとする
エネルギーを取り戻します。
- 子どもの立場に立って考えてみる。
- なぜ動けなくなっているのかを想像してみる。
その積み重ねが、
家庭の空気を少しずつ変えていきます。
おわりに
「子どもに本来の力を出せるようになってほしい」
その願いがあるからこそ、
心配が生まれ、
焦りが強くなり、
言葉がきつくなってしまうことがあります。
焦りに気づかないまま関わると、
子どもを後押しするつもりの言葉が、
子どもをさらに動きにくくしてしまうことがあります。
まずは、
自分の不安に気づくこと。
そこから、
安心と安全の土台を整えていく。
そのことを意識するだけでも、
家庭の空気は少しずつ変わっていきます。
その中で、
子どもも自分のペースで動き始めていきます。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

