生き方と心を整える
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若い人や青春を見ると苦しくなる理由|過去を後悔してしまう心理と劣等感

natsume_minori
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テレビなどで、子どもや若者が、

何かに本気で打ち込んでいる姿を見ると、

胸があたたかくなることもあれば、

どこか見ていられなくなることもあります。

感動するはずの場面なのに、

なぜか気持ちがついていかない。

応援したい気持ちはあるのに、

「自分は、あんな青春を過ごせなかった」と、

どこか距離を取りたくなってしまう。

このとき、

後悔や劣等感のような感覚が浮かぶことがあります。


この記事では、

自分なりの事情や選択の結果として、
青春という時期を十分に謳歌できなかったと感じている人が、

若い人の青春の場面を見たときに立ち上がる
後悔や劣等感のような感覚について、

心の中で何が起きているのかを、
整理しながら考えていきます。


若い頃の劣等感が消えにくい理由

青春という言葉には、

「その時期にしかあじわえないもの」という

特別なイメージがつきまといます。

だからこそ、

そこを謳歌できなかった自分は、

「何か足りなかったのではないか」

「大事なものを通らずに来てしまったのではないか」

という、

劣等感に近い感覚を

持ってしまいやすくなります。

しかもこの場合の、劣等感に近い感覚は、

簡単には消えにくいという特徴を持っています。

その時期を、その時期をどう過ごしたか、

という点に引っかかりが残っているからです。

これは、能力や成果の問題ではないのです。

青春という時間は、

あとから努力して取り戻せるものではありません。

それでも、

自分の中で価値を感じている以上、

簡単に切り捨てることもできず、

わかっていても、

心のどこかに残り続けやすくなります。


比べていた相手は他人ではなかった

ここで少し視点を変えてみると、

この劣等感の比較対象が見えてきます。

テレビに映る若い人たちを見て、

「いいな」「力強く生きていきそうだな」

そう感じることがあります。

その瞬間、比べている相手は、

目の前に映っている誰かのように

思えるかもしれません。

しかし実際には、

比べているのは

「存在しなかった自分」である場合が多いのです。

何かが違っていたら、

青春を謳歌できていたかもしれない。

その結果、

今の生き方よりも、

もっと違っていたかもしれない想像上の自分と、

現在の自分を比べているのです。

これは、過去を引きずっているというよりも、

その時間が、まだ自分の中で終わりきっていない、

という状態に近いのかもしれません。


まとめ

青春の場面を見て、心が揺れるのは、

単に過去を悔やんでいるから、

というだけではないのかもしれません。

そこには、

経験として完結しきれなかった感情が残っていて、

今の自分の中にも、

まだ反応する気持ちが生きている。

だからこそ、この感覚は、

無理に消そうとしたり、

きれいに納得させようとしなくても

いいのかもしれません。

何が起きていたのかを、少し整理してみる。

それだけでも、

若い人たちの青春の場面と、自分自身との距離は、

これまでとは違って感じられることがあります。


ここまでお読みいただいてありがとうございます。


ABOUT ME
夏目みのり
夏目みのり
こんにちは、夏目みのりです。 『slow glow ~ゆるやかに、自分らしく~』では、 感情や思考の動きを整理し、 「なぜそう感じるのか」を構造で言葉にしています。 無理に気持ちを変えなくても、 理解できるだけで楽になることがあります。このブログが、少し立ち止まって考えるきっかけになれば嬉しいです。
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