子どものできていないこととの向き合い方
生活習慣や人との関わり方など、
子どもが社会で困らないように、
ちゃんと教えないといけないと思うほど、
子どものできていないことが
気になることがあります。
教えたいことはあっても、
家庭の雰囲気は穏やかに保ちたいと思うとき、
「子どものできていないこと」と、
どのような考え方で
向き合っていけばいいのでしょうか。
この記事では、
子どものできていないことを、
どのような考え方で受け止め、
関わっていけばいいのかについて
考えていきます。
子どもとの関わり方は考え方で変わる
親のスタンスが変わると、
子どもの見え方も、
かける言葉も変わってきます。
子どもに何度教えても、
なかなかできるようにならないとき、
言い方もだんだんと
きつくなってしまうことがあります。
教えたり、
できるようになるまで
繰り返し声をかけたりすること自体は、
必要なことですが、
「身につけさせないといけない」
「できるようになってもらわないといけない」
そういった思いが強いほど、
言葉に硬さが出てしまいます。
そこで、
「できるようになるまで
一緒に練習していこう」
という気持ちで関わってみると、
子どもが何度言っても忘れてしまったり、
なかなか習慣として身につかなくても、
「まだ練習中なんだ」
と見られるようになります。
そうすると、
自然とかける言葉に
「少しずつできるようになっていこうね」
というような柔らかさが出てきます。
それは、
ただ言い方を気を付けるということではなく、
子どものできていないことを、
どう受け止めるかが変わるということです。
「当たり前」は育てていくもの

「できて当たり前」と
「当たり前にできるように育てる」は、
似ているようで違います。
「当たり前のことを当たり前にできることが大切」
そのような言葉を
聞いたことがある人も多いと思います。
確かに、社会の中では、
当たり前のことを当たり前にできることは
大切です。
ですが、
当たり前のことは、
最初から当たり前に
できるわけではありません。
例えば、
あいさつをすること。
使ったものを戻すこと。
時間を守ること。
こうしたことも、
繰り返し練習し、
習慣にしていく中で、
少しずつ当たり前になっていきます。
ところが、
子どもに対しては、
その過程を飛ばして、
「できて当たり前」
と考えてしまうことがあります。
大切なのは、
「当たり前にできるように育てること」です。
最初からできることを求めるのではなく、
当たり前にできるようになるまで、
一緒に積み重ねていくことです。

