「嫌われたくない」がしんどいとき|人の反応に振り回されにくくなる考え方
人と関わるとき、
「嫌われたくない」という気持ちから、
相手の反応を気にしすぎたり、
自分の言動を振り返りすぎたりすることがあります。
ですが、
人との関わりでは、
どれだけ気をつけていても、
考え方や感じ方の違いから、
すれ違いやズレが生まれることがあります。
~この記事の内容~
嫌われることへの不安に
振り回されにくくなるために、
人との間に生まれる「ズレ」に目を向けながら、
人との関わり方について整理していきます。
嫌われたくない気持ちの背景にある前提
相手の反応が気になりすぎるときは、
「人とズレてはいけない」という前提を
持っていることがあります。
「人から嫌われたくない」
という気持ちが強くなると、
相手の反応を見て、
嫌われたかもしれないと落ち込んだり、
相手の顔色を気にしながら
会話をしたりすることがあります。
そして、
相手の反応が思っていたものと違うと、
「何か悪いことを言ったかな」
「言い方がよくなかったかな」
と自分の言動を振り返り、
人との間に生まれたズレを、
自分の問題として背負いやすくなります。
こうした状態は、
「人とズレてはいけない」
「人とズレると嫌われてしまう」
という前提で、
人と関わっている状態ともいえます。
ですが、
人と人とは、もともとズレるものです。
私たちはそれぞれ、
これまでの経験や、
大切にしていること、
当たり前だと思っていることが違います。
そのため、同じ出来事を見ても、
どこを見るのか、そこから何を考え、
どう感じるのかは、一人ひとり違います。
人との間にズレが生まれることは、
自然なことといえます。
相手の反応ではなく、やり取りそのものに意識を向ける

「人とはズレることがある」
という前提を持つと、相手の反応から、
その場のやり取りへ
意識を移しやすくなります。
「嫌われたくない」という気持ちが強いと、
相手の反応に意識が向きやすくなります。
ですが、
「人とはズレることがある」
という前提を持つことができると、
意識を向ける場所も変えやすくなります。
相手にどう思われているかではなく、
話していることや、
その場でしていることなど、
目の前のやり取りそのものに
意識を向けやすくなります。
そうすることで、
「嫌われたかどうか」という視点だけで
相手の反応を見ることが減り、
自然なやり取りもしやすくなっていきます。
自分なりの基準を持って、人と関わっていく
相手を基準にするのではなく、
自分はどう関わりたいかを
考えることが大切です。
「嫌われたくない」という気持ちから、
相手の反応を基準にした関わり方が続くと、
「自分はどうしたいか」
「人とどう関わりたいか」
という自分なりの基準を、
持ちにくくなることがあります。
だからこそ、
「自分は人とどう関わりたいか」
という視点を持つことが大切です。
ですが、
自分を基準にすることは、
自分のことだけを考えて関わる
ということではありません。
人間関係では、
相手の立場を考えたり、
相手に配慮したりすることも必要です。
相手のことも大切にしながら、
自分はどうしたいのか、
どう関わりたいのかを考え、
自分なりの基準を少しずつつくっていきます。
実際に人と関わってみると、
これまでの癖が出てしまうこともあります。
そうした中でも、
少しずつ自分の基準で
人と関わる経験を重ねていくことで、
相手の反応に振り回されにくくなっていきます。

